競馬コラム

オーソリティ 骨折判明 ダービー回避

青葉賞を優勝したオーソリティが骨折判明。日本ダービーは断念することになりました。

症状としては軽度のものらしく(骨片が出たとのことで、厳密には骨折ともいえない?)、それはまだよかったですが、青葉賞での勝ちっぷりからしても有力馬の1頭だったので非常に残念です。

 

ところで青葉賞は、青葉賞レコードでの決着だったわけですが、そうなってくると湧いて出てくるのは、高速馬場批判厨。

 

彼らの理屈からすると、時計が出る馬場はカチンコチンに硬いから、脚への負担が大きいそうです。

レコードが出るとJRA馬場造園課にボーナスが出るとかいう、無根拠の陰謀論まで唱える者までいて、仰天しました。妄想甚だしいです。

 

ごく普通に考えて、レースの決着タイムを速くしたいためだけに、故障率があがることを厭わずに、馬場を造成するなんて、有り得ないです。

レースタイムが速くなって、誰がどう得するんでしょうか? レースタイムが速いほうが馬券売り上げがあがるというデータでもあるならともかく、そんなものないですし、馬券売り上げとレースタイムの因果関係は今のところ全くないはずです。

JRAとしては、有力馬が故障で戦線離脱してしまうことこそ、巡り巡って不利益になってきますから、故障はできるだけしてほしくないでしょうね。そもそも、レース中の故障は見舞金が生じるので、レコードと引き換えに故障連発なんて絶対に起こってほしくないこと。

馬場造園課にしたって(確か馬場土木課が正しかった気がするけど)、時計が速いことで自分たちが得することなんてないんですから、やることはなるべく安全できれいな馬場作りだけでしょう。

 

実際に、レースタイムが昔と比べて速くなってるのは何故か? それは、安全で走りやすい馬場作りを追求、研究して、知識と技術を向上させてきたからにほかなりません。

砂利道、コンクリ、陸上のトラック。人間が走った場合、どれが一番速く走れて、ケガもしづらそうか、考えればすぐに誰でも直感でわかります。それが何故、競走馬が走る馬場のことになると、そんな簡単なこともわからなくなるんでしょうね?

安全で走りやすいから、時計が速くなるんです。それが全てです。

 

故障が増えてるとの声はありますが、そのデータはどこにあるんでしょう? 見たことありません。逆に、小島友実さんの著書によると、昔と比べて、故障馬は減っているとのデータがあるとのこと。それも、減っているのは芝コースで、ダートは変わりがないということです。基本、ハローで整地するくらいしか管理がないダートは、もともと人の手でどうこうできようがないので、変わりがないのでしょう。色々と改良ができる芝コースに関しては、昔より故障が減っていると。

GⅠ級の有名馬、有力馬が故障すると、話題になります。そのたびに、聞かれるのが、

「最近故障が多い」

というセリフ。20年以上競馬見てきて、いついかなるときでも、何故かこのセリフはいつでも言われます。

要はイメージなんです。残念なことに、故障休養中の馬がいない、なんてことはほとんどないので、どれかしら馬が故障すれば、それより前に故障していた馬と休養期間がかぶります。それが何度か続いて、やたらたくさん故障して休んでいるように感じるのでしょう。

まあ最近それを言うのは、高速馬場=故障が多い、と思い込んで、その結論ありきで語ってしまう人がほとんどな気もしますが。

 

言わせておけばいいと思うしかないし、実際そうしてるんですが、有力馬の故障が報じられるたびに勝手な妄言を吐き散らしているのを見ると、げんなりしますね。

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